2012年春夏インスピレーション
2012年春夏オートクチュール コレクションでは、メゾンDiorの力量が余すところなく発揮されています。
Diorは、すばらしきアトリエ、卓越のクラフトマンシップ、文化遺産、そしてエレガンスによって語り継がれるメゾン。精巧なディテールと熟練のノウハウがDiorのオートクチュールを支えています。
今回のコレクションは、写真的対比をテーマとして、光輝く「ワーク・イン・プログレス(仕掛品)」をつくり出しています。完璧な正確さで仕上げられたペチコートの半透明のレイヤーは、それぞれのクリエーションがもつ精緻な構造をかいま見せてくれます。
刺繍は、ブラックからホワイトへ、そしてホワイトからブラックへと鏡に映し出されているかのよう。ホワイト、ブラック、Diorグレーの色使いを抑えたパレットに、レッド、オーベルジーヌ、ヌード、ラヴェンダーでアクセントがつけられています。カッティングの妙技は、オーガンジー、プリーツ、ジャカードの半透明なレイヤーを通して堪能できます。また、ピケ縫いの図柄も中央に刺繍が施された重ね着のシリーズと同様、Diorオートクチュールの細部にまで行き届いた技術と芸術性を物語っています。
Christian Diorの豪奢なボールガウンの数々は、一転、現代風になり、ブラックの陰影とホワイトの光沢で構成される彫刻のようなシルエットの中で、写真の白黒が反転したかのようなデザインが、はかなげで、モダンな美しさを生み出しています。
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