DIORMAG

21st 9月
ディオールの遺産

Dior Story n°1 : New Look

「Dior Stories」が描き出すメゾン ディオール。数々の物語とビデオでメゾンの世界をご紹介します。アーカイブ写真や逸話とともにご覧いただく最初のエピソードは、1947年2月12日のコレクションショー。クリスチャン・ディオールが「バー」シルエットとフレグランス「ミス ディオール」を発表し、ニュールックで女性らしさに革命を起こします。

20th 9月
新作

『野生の物語』第4話:エル・キャピタン

最終話の第4話は、イーサン・プリングルの物語。彼がカリフォルニアのヨセミテ国立公園にある一枚岩エル・キャピタンを素手で登ります。肉体的かつ精神的な彼のクライミングの全容は、専用ミニサイトtow.tvでご覧ください。

 

 

20th 9月
新作

『野生の物語』第3話:丸太切り

 

先週、DiorMagでは、“ソヴァージュ”な人生を送る選択をした男たちを取り上げたドキュメンタリーシリーズ『野生の物語』の前半2話をお届けしました。今日はその第3話、アーサー・ファン・デル・プーテンのストーリーをお送りします。彼は「フォルス・バスク」という、バスク地方に伝わる自己超越を掲げて行われる男たちの力比べの伝統を残すべく力を注いでいます。ストーリーの全容は、専用ミニサイトtow.tvでご覧ください。

 

 

19th 9月
VIP

Dior Hommeを身に着けたラミ・マレック

昨夜、ロサンゼルスで開かれた第68回エミー賞授賞式に俳優ラミ・マレックがDior Hommeのタキシードを身に着けて登場し、『Mr. Robot』の役柄でドラマシリーズ部門の主演男優賞を受賞しました。

17th 9月
イベント

フランソワ・ドゥマシーの 
目から見たレ フォンテーヌ パルフュメ

グラースに建てられた新しいオフィスで、ディオール フレグランス クリエイターがDiorMagの独占インタビューに応じ、自身の故郷についてと、新しいハイテククリエイション工房について語ってくれました。

DiorMag:グラースで育ったそうですが、レ フォンテーヌ パルフュメにまつわる幼い頃の思い出はありますか?

フランソワ・ドゥマシー:私はこの敷地の所有者の息子と一緒に、ここから200メートルの場所にある学校に通っていました。午後になるとよくここに来たのを覚えています。10歳でした。円形の建物は記憶に残っているし、水車は壊れていて、庭園は私たちにとっては魅惑のジャングルでした。この場所は、グラースの人にはよく知られた場所でしたが、徐々に埋もれていき、今日まで忘れられていた場所でした。

DM:香水製造業発祥の地、グラースのレ フォンテーヌ パルフュメにご自身のクリエイション工房が設置されることは何を意味するでしょうか?

F.D.:まさに原点への回帰です。昔からディオールとグラースを結んできた歴史に私は感動しました。「ミス ディオール」の発想はこの地で生まれ、「オー ソヴァージュ」を作ったエドモンド・ルドニツカは、このすぐ近くに住んでいて、私の父の薬局の顧客でした。こうしたすべてが私の心を打ちました。そして、ディオールがここに戻ってきたというのは非常に象徴的なことです。特に、成分の品質やこの地のサヴォワールフェールといった点で、私たちが作るフレグランスのクオリティに大きく影響します。たとえば、「ジャドール」にグラースのジャスミンを使うこともそうです。私は、そうした小さな差異の積み重ねが、フレグランスにはっきりとした独創性を授けると強く信じています。

DM:この敷地を囲む香水用の庭園に植える樹種はどのように選んだのでしょうか?

F.D.:庭園は、造園家であり詩人でもあるジャン・ミュとともに設計しました。彼にお願いしたのは主に2つの点でした。ひとつめは、この土地の植物を使用すること。イチジクやアカンサスといった昔からこの地にあってこれからも残していきたいものや、アロマやギンバイカ、ラベンダー、そしてもちろんグラースのジャスミンやバラなど、この地域に生息する種類がそうです。ふたつめは、庭園を散策中に面白い香りに出会えるようにしたいということ。たとえば、ミントの花壇には様々な種類が咲いていて、そばを通るとその香りが漂ってきます。そして、調香に関係する多くのそして特有のエッセンスにも出会えますが、それだけではありません。そこには、クリスチャン・ディオールが愛した花、スブランへの想いも込められています。

DM:ご自身のクリエイション工房を設計するにあたって、どんなイノベーションを重視しましたか?

F.D.:固執したのは特に、照明と通気の2つでした。ここのようなプロヴァンスの農園は、夏の暑さや太陽から守るため壁は厚く、開口部は狭く作られているため、冬は実はさほど明るくはないのです。このため、日中の陽光を再現するための補助の照明が必要でした。これは正確な計量を行うために極めて重要な点でした。また、通気については巨大な装置を導入し、すべてのフロアの面積をカバーし、1時間に7~10回、空気を入れ替えられるようにしました。空気は冷気や暖気、湿気のあるものから乾いたものまで操作することができ、ミリグラム単位で軽量する天秤の精度を乱さないよう、低圧で広大な面積に緩い速度で拡散されます。

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