展覧会のベルニサージュ | DIORMAG

16th 4月
ディオールの遺産

Tokyo, 1958春夏

ずっと以前から、メゾンは日本に尽きることのないインスピレーション ソースを見出しています。それを証明するのが、このウエスト部分を締めるように結んだドレス。「Tokyo」と名付けられたクリエイションです。

16th 4月
ディオールの遺産

ディオール、日本へ

今週、ディオールは皆さまを東京へとお連れし、様々なイベントを開催します。4月19日には、2017春夏オートクチュールコレクションがライブショーで発表され、マリア・グラツィア・キウリが特別にデザインした新作シルエットが登場します。並行して、クリス・ヴァン・アッシュが手掛けたDior Homme 2017秋コレクションが初めて発表されます。そして、ショーの翌日には、新しいディオール ブティックが「GINZA SIX」にオープン。DIORMAGで最新情報をどうぞお見逃しなく。また、ずっと以前からディオールと日本を結ぶ情熱の歴史を今すぐご覧ください。

「日本の版画を元に描かれた大きなパネルが階段を飾り、天井にまで達していました」とクリスチャン・ディオールは回想録で詳細に述べ、ノルマンディにあるグランヴィルの断崖の上に佇む、幼少期を過ごした家の1階を描写しています。「歌麿や北斎を模した作品が、私にとってのシスティーナ礼拝堂になっていたのです。それらを何時間も眺めていたことを思い出します。」日出る国は、幼い頃からクチュリエにとってインスピレーションを与えてくれる場所になります。子供の頃にじっと観察していた経験から、刺繍がほどこされた絹織物への愛着を持つことに。日本への思いが詰まった想像の世界は、クリスチャン・ディオールのコレクション全体を通じて広がります。1953年には、アフタヌーン アンサンブル「ジャルダン ジャポネ(日本庭園)」をデザインし、1954年には、バレエ作品『L’Entrée japonaise』に出演するダンサー、マーゴ・フォンテインのために、着物の装いを感じさせる衣装を制作。日本の文化が持つ様々な面からインスパイアされることに加え、クリスチャン・ディオールは日本文化独特の女性らしさについての考えに感嘆し、あるインタビューではこう語っています。「日本女性には独特の美しさがあります。何としても守るべき彼女たちの繊細さが、日本女性の最大の魅力なのです。」そしてクリスチャン・ディオールと日本は互いに魅かれあっていました。1953年、今度は日本人がクチュリエのクリエイションに心を奪われることになります。同年、東京で秋冬オートクチュール コレクション ショーが開催されました。旅の間、パリから特別にやってきたアヴェニュー モンテーニュ30番地のモデルたちは、伝統的な着物を取り入れ、日本の女性らしさとパリのエレガンスの邂逅にオマージュを捧げています。

ディオールと日本の深い絆は、クチュリエの後継者たちに受け継がれていきます。1959年、のちに皇后となる美智子さまのご用命で、メゾンはご成婚用に3着のドレスを制作。以来、日出る国はディオールのアーティスティック ディレクターたちを絶えずインスパイアしています。ジョン・ガリアーノは日本を2007春夏オートクチュール コレクションのメインテーマに据え、生地でオリガミを表現し、北斎の有名な版画に登場する波のモチーフをコートにあしらっています。また、ラフ・シモンズは東京が放つコスモポリタンなエネルギーにインスパイアされ、2015秋コレクションショーを東京で開催しています。このショーは、日本におけるディオール コレクションショーの伝統のひとつに数えられ、1964年、1968年、1986年にはマルク・ボアンのクリエイションが、1993年にはジャンフランコ・フェレのクリエイションが発表されています。ディオールと日本が交わす情熱の究極の象徴は、日本が定期的にメゾンに捧げられた展覧会を受け入れていること。1999年の「Dior, the World of John Galliano & Tadao Ando」展、2012年の「Lady Dior As Seen By」展、2014年の「Esprit Dior Tokyo」展では、日本人アーティストがディオールのコードを自由に解釈しています。そして同じく、日本に展開するディオール ブティックも強い絆を物語ります。1998年に銀座に登場した最初のブティックをはじめ、今週、同じく銀座に新たなディオール ブティックがオープンします。

15th 4月
イベント

展覧会のベルニサージュ

15th 4月
イベント

Dior, the Art of Color at Dubai

ドバイでの展覧会のベルニサージュを振り返ります。先だって水曜日にドバイモールのファッション キャットウォーク アトリウムで行なわれ、続いて「INKED」でディナーが開催されました。ディオール メイクアップ アンバサダーを務めるベラ・ハディット、ディアラ・マキ、ナタリア・シュストヴァ(Natalia Shustova)、Karen Wazen Bakhazi 、ラナ・エル・サヘリー、ダナ・ハウラニ、アフマド・ダッバスや他にも多くの著名人が続々と登場。ディオール メイクアップ クリエイティブ&イメージ・ディレクター、ピーター・フィリップスを囲んで、書籍『Dior, L’Art de la couleur(ディオール、色彩の芸術)』の世界を鮮やかに紹介するイベントに参加しました。

12th 4月
サヴォワールフェール

ノシベの地で

12th 4月
サヴォワールフェール

エッセンスの探求 : ノシベ産イランイラン

ディオール フレグランスのために、フランソワ・ドゥマシーは最高級原料を求めて世界中を駆け巡ります。そのひとつ、傑出したイランイランが咲き誇る「ジャドール イン ジョイ」。本日は、メゾンのために特別に準備されたこの花の秘密を、ノシベ島からグラースへの旅でご覧ください。Arthur de Kersauson(アルチュール・ドゥ・ケルソゾン)とClément Beauvais(クレマン・ボーヴェ)が手掛けたウェブドキュメンタリー シリーズの新エピソードです。

それは「花の中の花」。マダガスカルやコモロ諸島に輝く太陽の下に咲き誇る、イランイラン。ディオール フレグランスのために、フランソワ・ドゥマシーがコラボレーションのパートナーに選んだのは、マダガスカル沖に浮かぶ小さな島ノシベの生産者でした。高品質を誇る貴重な生産手法を実践しているだけでなく、栽培に従事する人々や環境に配慮するという価値観がコラボレーションへと繋がりました。適切な生活環境を従業員に提供し、リサイクルに配慮した水管理を行い、ユーカリとアボガドを植樹して蒸留作業に必要な薪を自給しています。

摘み取りを容易にするために剪定された枝から手作業で収穫されたノシベ産イランイランは、1年中花を咲かせ、現地で最初に蒸留されます。しかし、抽出されたエッセンスはさらに磨き上げられ、花の本来の香りに忠実な、「ジャドール イン ジョイ」のフローラルブーケの新しいファセットにふさわしいものにならねばなりません。グラースへの旅、美しい香りを放つ花々と香水製造の発祥の地へ向かう旅が必要になるのです。「グラースの人々が持つ伝説的といえる手法は、天然の産物の価値を極限まで自在に引き出し、文字通り、昇華させています」とフランソワ・ドゥマシーは説明します。「こうした取り組みや技術は他のどんな場所にも見られません。彼らのお蔭で、ジャドール イン ジョイのような繊細で精緻な香りのプロジェクトが実現できます。ディオール フレグランスのラグジュアリーもここからやってくるのです。」グラースの熟練者たちがじっくりと時間をかけた抽出作業によって特別に準備されたディオール独自のイランイラン エッセンスは、太陽を思わせるソルティノートを豊かに含んだ、洗練された新しいエッセンスになるのです。

11th 4月
新作

ジャドール イン ジョイ

新作フレグランス「ジャドール イン ジョイ」がもたらすセンセーション。フローラル、フルーティ、ソルティの斬新なアコード。それはディオール フレグランス クリエイター、フランソワ・ドゥマシーが創造した独創性あふれる芳醇な香り。

「ジャドール イン ジョイ」。まさにその名の通り、喜びを謳い、歓喜の声をあげるフレグランス。この感動を表現するために、フランソワ・ドゥマシーは「ジャドール」の伝説のフローラルブーケを改めて定義し、斬新なフルール ドゥ セル(天日塩)と、特別に準備されたイランイランを見事に融合しました。「ジャドール イン ジョイの調香で、白い花々を美しく輝かせる独創的なフルーティ ソルティ アコードを完成させました。このフルール ドゥ セルはモダンであり、文字通り歓びが“香り立つ”のです」とフランソワ・ドゥマシーは説明します。

驚くべき新作フレグランスは全く新しい魅力にあふれ、その香りを纏うだけで一瞬にして歓びをもたらします。サンバック ジャスミンやネロリなど「ジャドール」に咲き誇る数々の花々とともに輝くイランイランは、傑出した特性を持つ花。マダガスカル沖に浮かぶノシベ島で栽培されたイランイランはグラースへと運ばれ、ディオール独自のエッセンスが抽出されます。

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