ル・テアトル・ディオール | DIORMAG

14th 6月
イベント

大阪で「ル・テアトル・ディオール」展が開催

中国、ドバイを巡回した展覧会「ル・テアトル・ディオール」が、6月25日まで大阪で開かれています。ドールハウスのサイズで再現されたディオールの世界を披露します。

巡回展「ル・テアトル・ディオール」がいざなうのは、まさにメゾンの歴史をたどる旅。ミニチュアサイズで再現されたメゾンを象徴するクリエイションの数々が、訪れる人々を迎えます。1947年2月12日に発表されたニュールックの象徴である「バー」スーツから、ゴールドのスパンコールが刺繍された壮麗な「メキシコ」ドレス、ローズ、ライラック、ジャスミンのモチーフがちりばめられた1949年の「ミス ディオール」ドレス、そして2012-2013秋冬オートクチュールショーでその姉妹モデルとして現代的にリデザインされた印象的なモチーフのドレスまで。ごくわずかなディテールに至るまでオリジナルとそっくりに見えるこうした繊細なクリエイションを通じて、メゾンのアトリエのお針子たちが持つすべてのサヴォワールフェールが披露されます。オートクチュールの由緒ある伝統に則って生地から作られたこれらのミニチュア作品は、手作業で縫製・刺繍が施されました。

数々のインスタレーションを通じて、訪れた人はミニチュア作品だけではなく、クリスチャン ディオール独自の世界観を作り上げるエレメントについても見い出すことでしょう。それはたとえば、クチュリエの庭園への情熱。テクノロジーによる花々が咲き誇り、フレグランス「ディオリシモ」のボトルや「ミス ディオール」ドレスが配された花壇がそれを想起させます。また、まるで金箔のような、ヴェルサイユ宮殿の鏡の間を彷彿とさせるインスタレーションは、フレグランス「ジャドール」の世界観を披露します。そして、約10点のミニチュアドレスがワルツのリズムで回転する様子は、見る人にディテールの豊かさをより詳細に伝えるだけでなく、クリスチャン・ディオールが情熱を注いだ舞踏会についても想い起こさせるのです。

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