16.01 ディオールについて

巧みに咲く花

イメージ

それは、ファブリックの花弁をまとったファム フルール。自然なものと人工的なものを巧みにミックスした存在です。2014年春夏コレクションでラフ シモンズが思い描いたディオール ウーマンを、新しいキャンペーンのイメージにてご覧ください

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紺碧の空の下、挑戦者のように立ち、その美しさはエキゾチックな植物群の豊かに茂る枝葉の中で花開きます。この新たなキャンペーンで、写真家ウィリー ヴィンデルペールのカメラを通して、ディオール ウーマンが新しいジャンルの花のように咲き誇ります。草花の中央にいて、官能的でロマンチックだったり、足場の上でポーズを取りながら、運命を感じさせるような決然とした雰囲気だったり。上の空の表情のまま、彼女は自らのエレガンスのパラドックスを問いただしているかのよう。心惹かれずにはいられない風情で、花のようなこの女性。彼女は実在しているのでしょうか?植物のような雰囲気で、空気のように軽やかでもあるこの女性は、どんなトライブ(種族)に属しているのでしょうか?ジュエリーの代わりにカラーガラスのフジの花で身を飾り、フラワープリントのドレープをまとって、足元をレザーのつる草で繊細に結び、希少なレザーのバッグを腕に下げています。彼女はソフィスティケートされているのに、決定的に天衣無縫。そのスタイルは自然と人工の間で緻密な均衡を保っており、最高にラグジュアリーです。

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ラフ シモンズが2014年春夏コレクションでイメージしたディオール ウーマンが、これほどまでにコントラストとパラドックスを併せ持っているのには、ひとつだけ確かな理由があります。彼女の大胆で現代的なシルエット は、クリスチャン ディオールが残した遺産の一番深いところに根づいているということです。彼女が着用しているコロル・ラインのふくらんだスカートから、つる草のようなウエストのくびれを覆うバージャケットまで、フローラル プリントの装いも美しく、ディオール ウーマンは、はっきりとニュールックの特徴を備えているのです。

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