30.10 ディオールについて

ディオール物語

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明日発売の書籍『ディオールの若い女性(Jeune fille en Dior )』の中で、イラストレーター、アニー ゴッツィンガーが、ムッシュ ディオールの時代のモンテーニュ通り30番地の舞台裏での、ヒロインの活躍に注目いただけるようにとご案内をしています。イラストで綴られる物語の中には、メゾンの歴史に詩情溢れるさわやかなフィクションが織り込まれています。

1947年2月12日、クリスチャン ディオールの初めてのファッションショウの直前、準備の最終段階で興奮は絶頂に達しています。メゾン ディオールの歴史が始まるのは正にこの時ですが、『ジャルダン・デ・モード』誌の若き年代記作者クララの物語も一緒に始まります。クララは慎ましい生まれで、イラストレーター、アニー ゴッツィンガーが創作した人物です。彼女の好奇心に溢れる驚嘆の眼差しを通じて、メゾンの歴史的に重要な場面が醸し出していた雰囲気の輪郭、また伝説のバースーツの詳細を再認識することができます。またコレクションを見物に来たお金持ちの顧客の好奇心溢れる様子、楽屋裏の熱狂、ムッシュ ディオールの『大切な人たち』への気遣い、彼にインスピレーションを与えてくれる彼の『若い女性たち』、メゾンのマヌカンたちについても知ることができます。『ハーパーズ・バザー』誌のカーメル スノウを筆頭とした、ニュールックを褒め称えてくれたジャーナリストたちの情熱のことも忘れてはいけません。

クチュリエとクララというひとりの『若い女性』との運命の出会いを軸にして、この書籍ではディオールの世界的な成功、コレクションの発表ごとに規則正しく繰り返される決まった手順の詳細が綴られています。お話しではパリからダラスまでの旅路を経て、グランヴィルを通り、1957年にクリスチャン ディオールが亡くなるまでが語られています。

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