ARCHI DIORを見る

  • « クリスチャン・ディオールが建築家のごとくドレスをデザインしたように、一つ一つの作品を描いてみたかったのです。まるで布が形を成し、舞い、 折り畳まれ、包み込み、波打つようなジュエリーを… » とヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌは語ります。

ムッシュ ディオールのインスピレーション

  • ドレスのようなネックレスからスーツのようなリングまで、ムッシュ ディオールの作品群の中でもとりわけ象徴的なシルエット数点が、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌの手でジュエリーという表現を通して蘇ります。

  • クリスチャン・ディオールが愛した建築へオマージュを捧げるArchi Dior コレクション。生涯を通して、その規範や法則をオートクチュールに反映させようと努め、時にはまるで重力に挑んでいるかのように彫刻的でボリューム豊かなシルエットを生み出しました。

6つのライン、6つの象徴的なドレス

  • ダイヤモンドで刺繍されたかのようなLibre Plumetis ラインには、Belgique ドレスを彩る繊細なホワイトチュールが表現され、螺旋状に撚られたリボンが鮮やかなDiorama ドレスは、首、耳、手首の周りに幾重にも絡みつくゴージャスなペチコートとして再現されています。Cocotte ドレスの背面に集中したボリュームがアシンメトリックな作品の誕生に寄与し、パヴェで螺旋を描いたブレスレットがAilée ラインを彷彿とさせます。Milieu du Siècleの作品群に至っては、布の花びらが幾重にも重なり合ってスカートを構成するジュノンドレスに贅沢なオマージュを捧げています。

  • クチュールの世界観を大胆にアレンジしたArchi Diorは、クリスチャン・ディオールが1947年から1957年までにデザインし、メゾンを象徴する6つのドレスにインスパイアされています。Bar en Corolle リングは、かの有名なBar スーツや、New Look初のラインであるCorolleを反映しています。

卓越したサヴォワールフェール

  • Archi Dior コレクションの制作は、パリでも最高級のアトリエだけが極める複雑かつ独創的な技術に基づいています。全工程が手作業で展開され、正確な動作と比類なきサヴォワールフェールが求められます。職人にとって最大の課題は、なめらかなカーブの描き出す女性らしいラインを際立たせながらも、それぞれのジュエリーにしっかりとしたボリュームを築くことです。専門家の手の中で、貴金属が布に変貌してゆきます。スカートの躍動感、ドレスのプリーツ、布のドレープが表現され、ストーンが刺繍のように鏤められます。