2020 クルーズ コレクションショー

2019年04月29日 - モロッコ、マラケシュ - 20時00分 (GMT+1)

マリア・ラツィア・キウリはアフリカ文化と創造性あふれる交流を結ぶことにつねに関心を寄せてきました。なかでも対話を望んでいたのは、モロッコの大地と豊かな想像力。

そこは地中海、ヨーロッパ、アフリカが出会う場所。詩人、作家、永遠の冒険家たちの憧れの地。2020 クルーズ コレクションをマラケシュで発表することで、導かれるままに辿る記憶の旅。それはメゾンの記憶。クリスチャン・ディオールの最初の後継者であり、オランに生まれモロッコに魅了された、イヴ・サン=ローランの記憶。今回のショーで同時に明らかになるのは、相互理解の基盤となるcommon groundという思想。フェミニストの哲学者、Naomi Zack(ナオミ・ザック)が説いているように、共通の土台を持つことで、あらゆる違いを乗り越え、思索と行動によって女性間の交流は具体化するのです。

今回のコレクションは地球全図。そこに結ばれるイメージと雰囲気が、地中海沿岸のこの地で、現代のビジュアル カルチャーを作り上げました。最初のインスピレーションは、コレクションの象徴となる、アフリカン ワックス。人類学者、Anne Grosfilley(アンヌ・グロフィレイ)はこの生地の多次元的な起源と発展を研究。その驚くべき歴史は家系図のように展開し、ヨーロッパ‐アジアの旅はアフリカへと続いていきます。アフリカン ワックスが讃え、つなぎ合わせて作り上げる豊かな多様性。数々の文化が出会い、生まれた布。マリア・グラツィア・キウリはコートジボワールにあるUniwaxの工場とスタジオとのコラボレーションを実現し、ディオール コードを生地の緯糸に織り込み再解釈したスペシャル エディションをデザインしました。トワル ドゥ ジュイをアフリカン ワックスで表現した新作が誕生。様々な情景が広がるモデルや、新たな装いのタロットモチーフ モデルが登場します。

「バー」スーツをはじめ、作品全体が高めるファッションのパワーが、すべてを包み込む、超国家的な言語へと昇華。

ディオール アーカイブが証明するこの魅惑の力は、マルク・ボアンの「ジャングル」シルエットのイメージそのまま。さらに、プリントスカーフに登場する1頭のアフリカライオンはサバンナのすべての動物たちに命を吹き込みます。チェーン、ジャカード、カットされた糸に広がるプリントが描きだす風景は、アルベール・カミュ、ポール・ボウルズ、アルベルト・モラヴィア、ベルナルド・ベルトルッチをはじめ数々の作家にインスピレーションを与えてきました。文化と感情が交差するところで、マリア・グラツィア・キウリが強調するのは大自然のパワー。このイメージの喚起にリズムを刻む、生糸、シルクガーゼ、シャンタンが、サンドカラー、インディゴブルー、灼熱のレッドオークルに彩られ、コート、スーツ、プリーツスカート、パンツを美しく飾ります。

文化の対話によって、今回のクルーズ コレクションに凝縮される、多彩な現実と時間的価値。ファッションとは比類のないネットワークであり、膨大な場所と時代からインスピレーションを得て、新たなビジョンを生み出します。この魔法を操るマリア・グラツィア・キウリが浮かび上がらせる集合的記憶。それは、あらゆる可能性に開かれた共通の土台。

シルエット

ピーター・フィリップスのインタビュー

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2020 クルーズ コレクションショー

29 4月 2019 - モロッコ、マラケシュ - 20H00 (GMT+02)