2018年春夏オートクチュール
コレクションショー

2018年01月22日 - パリ - 15時00分 (GMT+01)

「唯一、人生において避け難き演劇性というものに興味を引かれる」

レオノール・フィニ

現代芸術の歴史につながる、オートクチュールの歴史。クチュリエはまさにクリエイターであり、「アトリエ」という言葉は芸術家が表現する場所を指すとともに、クチュリエの表現の場所でもあります。しかし、芸術家の本当のアトリエがあるのは頭の中。この次元において、夢と現実、想像と製作の間のバランスを保ちながら、ディオール ウィメンズ コレクションのアーティスティック ディレクターを務めるマリア・グラツィア・キウリは独自の研究と探索を展開。なぜなら、オートクチュールはファッションの夢を具現化するから。自由な想像力で、技術、素材、フォルムを様々に試すことができる場所なのです。シュルレアリスム運動の本質に迫ることで、2018 春夏 オートクチュール コレクションに創造力豊かな息吹をもたらし、見慣れた景色を一変させ、絶えず転換する視覚効果を生みだしました。

シュルレアリスムはまた同時に言葉、喚起力のある文章にも及びます。マリア・グラツィア・キウリの指針となって、ブラックとホワイトを基調とする、幻想と驚きが散りばめられたコレクションの創造へと導きました。

決して第一印象を信用するなかれ…。ブラック エンブロイダリー ホワイト イブニングドレスの大きなプリーツが本のページのように開きます。シュルレアリスム作品に繰り返し登場するモチーフである鳥かごは、ブラックチューブ状のネットに美しく変貌してボディを包み、透明性の効果を強調。また、ゴールドスレッドのフィッシングネットが濃密なベルベットに融合します。

しかし、コレクションの厳格かつ急進的な姿勢を決定しているのは、何よりもまずレオノール・フィニのカリスマ性。イタリアを離れパリにやってきた彼女は、当時、まさにクリスチャン・ディオールのギャラリーで自身初の展覧会を開催し、ふたりは友情を育みます。幻想的に現れるレオノール・フィニがしばしば纏っていたのは、ディオールのクリエイション。斬新な思想の化身として、つねに自立し、自己を再発見せねばならず、存在しうる現実のものごとの領域全体を象徴していたレオノール・フィニ。服を使って自身を定義・演出し、自己を確立することを公私にわたって行っていました。影響力、厳格さ、エレガンスを湛え、ルネッサンスの男性肖像画のようなポーズをとり、人生と芸術作品の絶え間なき相互作用の中で、自然と人工を融合。夢と現実のはざまに浮かぶこの領域でオートクチュールの精華は進化を遂げるのです。

デイタイムの装いについてもまた然り。クリスチャン・ディオールはフォルムを新たに解釈し、殊に、男性用生地を使用しました。ここからインスピレーションを得たマリア・グラツィア・キウリが提案するスーツのシリーズ作品は、ディオール独特のカーブを採用し、現代のセンスを加えました。スカートと見事に調和し、様々なコントラストを描き出します。

分解された身体をフェティッシュとする伝統的なシュルレアリスムに忠実に、幻想的な方法で存在感を強調するアクセサリー。ネットストッキングがサンダルを覆い、グローブがアンクルを包み込みます。こうした見方・見られ方、無意識の奥から世界に向けられた視点で、マリア・グラツィア・キウリは刺繍を驚嘆すべき作品に昇華させます。クジャクの羽根で描かれた絢爛たる幻想的な光景が広がるドレスの上で、貴重で繊細な装飾は目となり、探るような視線を投げかけます。神秘を宿す瞳には、現代女性のスピリチュアルなパワーがあふれています。

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コレクションショー

22 1月 2018 - パリ - 15H00 (GMT+01)

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