「最初のコレクションを発表した時のメゾンは、まるで小さくてにぎやかなミツバチの巣箱のようでした」と、自身の回想録の中で綴ったムッシュ ディオール。モンテーニュ通り30番地のアトリエと、熱心で優れた知能を持つミツバチの群れのように、ひたむきで精力的に働く縫製師たちの姿勢を、愛情を込めてそう表現しています。そして今日、壮麗なるミツバチは、変身を象徴する魅惑的なシンボルである蝶やてんとう虫とともに、コーデリア・ドゥ・カステラーヌが手がけるコレクションに登場しています。ムッシュ ディオールが大切にしていたおもてなしのアートを讃えるコレクション。比類なきアイテムの数々には、24カラットゴールドのさりげない縁取りを施し、そのデビュー以来、メゾンが持つタイムレスな大胆さと革新性を体現し続けているこの貴金属へのオマージュを表しています。ユニークなフォルムのプレート、テーブルリネン、グラスウェア、デコラティブ オブジェなど、魅惑的なデザインを際立たせるゴールドの色調。このコレクションは、自然と庭園にささげるラブレターといえるでしょう。
